*一部オンデマンド配信のない講演がございます。上記日程表をご確認ください。
8月21日(土)9:30-10:20
山本 秀樹(第25回日本渡航医学会学術大会 会長)
中野 貴司(日本渡航医学会 理事長)
冲永 佳史(帝京大学 理事長)
8月21日(土)10:30-11:30
北 潔(詳細はこちら)
長崎大学大学院 熱帯医学・グローバルヘルス研究科 教授 / 研究科長
座長:奥 直人(帝京大学薬学部学部長)
8月21日(土)13:00-14:00
國井 修(詳細はこちら)
Head, Strategy, Investment and Impact Division (SIID) The Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria
座長:高橋 謙造(帝京大学大学院 公衆衛生学研究科)
8月22日(日)12:30-13:30
矢野 晴美(詳細はこちら)
国際医療福祉大学 医学部医学教育統括センター 教授 / 感染症学 教授
座長:山本 秀樹(帝京大学 薬学部 環境衛生学研究室)
8月21日(土)14:10-16:40
開催日時:
8月21日(土)14:10-16:40
【概要】
大会メインシンポジウムである本シンポジウムは、第25回という4半世紀を迎えた節目の大会において、新型コロナ感染症のパンデミックが続く現状(Withコロナ時代)の渡航医学について、「日本国際保健医療学会」と協力して「ゼロコロナを目指した、Withコロナ時代の渡航医学」について企画した。
前回第24回大会(グローバルヘルス合同大会2020:日本熱帯医学会、日本国際保健医療学会、日本臨床医学会との4学会の合同大会)では「グローバルヘルス大阪宣言2020」が採択された。
本シンポジウムでは、この宣言の趣旨を踏まえて、本学会の理事である、波川理事と山本が座長を務め、「ゼロコロナを目指したWithコロナ時代の渡航医学」に関する報告と議論を行う。現在、新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延により、渡航医学の意義そのものが問われているが、未来の渡航医学を見据えて、宇宙への渡航という観点からコロナ後の渡航医学についても展望する。
オーガナイザー:
座長:
パネリスト:
8月22日(日)10:10-12:10
開催日時:
8月22日(日)10:10-12:10
【概要】
日本から約1万キロメートル以上の遠方にあるアフリカは、人類発祥の地であり、54か国の独立国で構成されている。現在は、人口約12億人、他地域と比較すると人口増加率も高く、国連の統計で2050年には約25億人となると推測されている。全人口の41%未満が15歳未満で、世界で最も若い世代が多い上位10か国はアフリカである。希望の大陸なのである。
アフリカと言えば、紛争、HIV / AIDS、飢餓など暗いイメージが語られることが多いが、近年、ICTビジネスの発展が注目され、アフリカ各国の著しい経済成長が報告されている。日本へのアフリカからの留学生も増えており、日本とアフリカ諸国との経済貿易、交換留学や研究による人的交流もさかんになってきた。
本シンポジウムでは、NGO, 研究、旅行業務、政府機関とそれぞれの立場でアフリカに長年関わってきたエキスパートに、栄養、ツーリズム、教育、スラム開発、医療と多岐にわたる分野において話題提供をいただく。生のアフリカにふれ、アフリカの人々と共によりよい未来を創るために、保健医療に関わる方、アフリカに関心のある方々とディスカッションを深めることができれば幸いである。
オーガナイザー:
パネリスト:
8月22日(日)15:20-17:00
開催日時:
8月22日(日)15:20-17:00
オーガナイザー:
司会:
新型コロナウイルスのパンデミックは地球的規模での留学および国際交流に大きな障害となっている。学問的文化的な交流にかぎらず、さまざまな社会問題や経済的な問題も引き起こしている。
インバウンドの留学については、2008年に「留学生30万人計画」が策定された。その意義・目的としては、1) 「グローバル戦略」展開の一環として2020年を目途に留学生受入れ30万人を目指すこと、2) 大学等の教育研究の国際競争力を高め、優れた留学生を戦略的に獲得すること、3) 関係省庁・機関等が総合的・有機的に連携して計画を推進すると定められた。この数値目標は2019年5月に1年前倒しで実現された。その大きな原動力は日本語学校学生数の増加、それに続く専修学校を含む高等教育機関への進学が大きく寄与している。その一方で非漢字圏からの留学生の経済状況、日本語習得の困難さなどのために労働力としての留学生の存在が明らかになり、不法滞在や犯罪の増加など負の側面も問題とされた。将来を見据えた留学生計画の見直しのためにこれまでの施策の検証は極めて重要と思われる。
2020年7月の政府の留学生政策の意義・目的はコロナ禍での状況を踏まえて以下のように具体的に記載されている。
アウトバウンドの留学についても現在の6万人を倍増する提言がされている。すなわち、「新たな日常」の実現のために、「人」・イノベーションへの投資を強化すること、優秀な人材を日本に惹きつける国際的な頭脳循環、トビタテ!留学JAPAN、大学間交流協定による単位互換や共同研究、教育プログラムの国際連携などを拡大するなどである。とくに大学等におけるSociety5.0時代に向けた人材育成として、新型コロナウイルス感染症の中でも大学等での学びを継続するため、学生等へ必要な経済的支援を行うとともに、新型コロナウイルス感染の第二波、第三波への備えや今後の社会全体でのデジタライゼーションの展開も見据え、大学等における遠隔授業の環境構築を加速する、としている。
本シンポジウムは、現在最もホットな領域である留学・国際交流について現状の問題点を洗い出して、コロナ禍であっても留学・国際交流をあきらめないためにどのように解決すべきかの現実的な対策を考えたいと思う。幸い、この領域のエキスパートの講師の方々にお話しいただくプログラムができた。詳細は演者の書かれた抄録をご参照いただきたいが、インバウンド・アウトバウンドの問題と解決案が提示されている。また、シリアから留学されて日本の医療界で活躍されているマハディ・リマご夫婦の貴重な実体験もお話しいただけることになった。
本シンポジウムは市民講座として多くの市民のかたも視聴できる(配信方法はYoutubeなど)。渡航医学の学会員はもちろん、医療にかかわるかた、留学・国際交流に関心のあるかたと一緒にひろくディスカッションできれば幸いである。
プログラム
市民公開講座
締め切りました
*本学会にご参加登録いただいた方は、登録不要です。
インバウンド委員会・日本渡航医学会・日本国際保健医療学会「移民の健康委員会」合同企画-シンポジウム/市民公開講座
8月22日(日)13:40-15:10
開催日時:
8月22日(日)13:40-15:10
座長:
シンポジスト:
市民公開講座
締め切りました
*本学会にご参加登録いただいた方は、登録不要です。
トラベルクリニック部会
8月21日(土)14:40-16:40
開催日時:
8月21日(土)14:40-16:40
シンポジスト:
看護部会企画
8月22日(日)15:20-16:50
開催日時:
8月22日(日)15:20-16:50
座長:
シンポジスト:
薬剤師部会企画
8月22日(日)10:10-12:10
開催日時:
8月22日(日)10:10-12:10
座長:
シンポジスト:
産業保健委員会企画
8月22日(日)13:40-15:10
開催日時:
8月22日(日)13:40-15:10
座長:
シンポジスト:
歯科部会企画
8月21日(土)13:00-14:10
開催日時:
8月21日(土)13:00-14:10
座長:
シンポジスト:
教育講演1
8月21日(土)13:00-14:00
演者:忽那 賢志(大阪大学大学院 医学研究科・医学部 感染制御学講座)
座長:尾内 一信(川崎医科大学 小児科学講座)
教育講演2 看護部会企画
8月22日(日)9:50-10:30
演者:赤尾 和美(ラオ・フレンズ小児病院 フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN)
座長:福西 みのり(東京海上日動メディカルサービス株式会社)
教育講演3
8月22日(日)10:40-11:20
演者:大浜 三平(NPO法人スマイルクラブ 理事)、
大浜 真( NPO法人 スマイルクラブ)
座長:安藤 裕一(株式会社GMSSヒューマンラボ / 筑波大学ヘルスサービス開発研究センター)
教育講演4
8月22日(日)11:30-12:10
演者:葵 佳宏(インターナショナルSOSジャパン株式会社)
座長:崎坂 香屋子(帝京大学大学院 公衆衛生学研究科)
教育講演5
8月22日(日)13:40-14:40
演者:峰 政貴(防衛省 航空自衛隊 航空医学実験隊 第4部 加速度訓練科長 医師)
演者:川坂 隆一(防衛省 航空自衛隊 航空医学実験隊 第4部 加速度訓練班長 救急救命士 准看護師)
座長:藤崎 竜一(帝京大学医療技術学部)