開催趣旨
科学技術創成研究院(IIR)は、東京工業大学の研究力を加速的に強化推進することを目指し、学内の部局・研究組織を再編して2016年(平成28年)4月1日に創設されました。現在は、明確なミッションを持つ4つの研究所と5つの研究センター、および、卓越した研究者が最先端研究を行う14の研究ユニットで構成されています。IIRは、学内外、国内外の研究機関との連携・人事交流を活発に行い、新たな研究グループを生み出すことで、革新的な科学技術の開拓や新たな研究領域の創出、さらには、将来の産業基盤の育成や人類社会の課題解決などを強く意識して活動しています。今後一層の発展を目指して、シンポジウム「大学における未来の研究組織を考える」を開催いたします。
開催概要
参加登録
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- プライバシー保護の観点から、無断に画面をスクリーンショットや録画・録音・撮影等をすることはご遠慮ください。
イベントについてのお願い
イベントの参加申し込みは先着順となりますので、お早目にお申込みいただきますよう、ご注意ください。 記録・広報などを目的として、イベントの様子を写真や動画で撮影する場合があります。予めご了承ください。 内容等は変更になる場合がございますので、予めご了承ください。 登壇者やプログラムに関する情報については、変更や追加決定事項があり次第、随時更新をさせていただきます。
参加登録プログラム
13:00
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オープニング(開会挨拶) |
13:15
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科学技術創成研究院の紹介13:15
研究院の概要
13:35
研究院の活動
13:55
研究院の支援体制
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14:05
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科学技術創成研究院との共創14:05
情報理工学院が研究院との共創に期待すること
14:15
リベラルアーツ研究教育院が研究院との共創に期待すること
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14:25
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科学技術創成研究院で開花した研究成果14:25
よい研究環境つくりを目指して -細胞制御工学研究センターの立ち上げ-
14:45
未開拓の蛋白質の世界を探る
15:05
理論計算・データ科学の融合による新材料開発の革新
15:25
Edge AIによるウシのサイレントボイスの傾聴
15:45
超低侵襲ケミカルサージェリーの実現を目指した薬物送達技術
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16:05
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休 憩 |
16:25
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パネルディスカッション「大学及び研究機関のさらなる研究基盤強化に向けて」ファシリテーター
パネリスト |
17:45
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講演「大学研究力強化に向けた取組 ~多様な研究大学群の形成に向けて~」
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18:05
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クロージング(閉会挨拶)
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*プログラムは変更される場合があります。
登壇者略歴
大竹 尚登
科学技術創成研究院副研究院長
1963年神奈川県横須賀市生まれ。1989年東京工業大学助手、1993年同助教授、2006年名古屋大学助教授、准教授を経て、2009年東京工業大学准教授、2010年同大学教授、2015~18年に同大学副学長(研究推進、研究企画担当)を兼務。2020年度から同大学科学技術創成研究院副研究院長、未来産業技術研究所所長として異分野融合研究と産学連携研究を推進。東京工業大学基礎研究機構広域基礎研究塾長(2019~)、東京工業大学未来社会DESIGN機構副機構長(2018~)として若手教員の育成と東工大未来年表、未来社会像の作成に取り組む。専門は機械材料・材料加工。
横田 治夫
情報理工学院長
東京工業大学卒・修士了、第五世代コンピュータプロジェクト研究所、富士通研究所、北陸先端科学技術大学院大学助教授、東京工業大学准教授、教授を務め、2018年4月から現職。サイバーセキュリティ、データサイエンス、AIを主軸として、情報理工学院における情報に関する高度な基礎研究から最先端の技術に関する教育研究を推進。他部局と連携した全学体制の「社会的課題解決型データサイエンス・AI研究推進体」を設置し様々な研究課題に取り組むと同時に、大学院レベルでのサイバーセキュリティ、データサイエンス・AIの全学教育を実施している。専門分野はデータ工学、ディペンダブルコンピューティング、データベース、電子カルテデータ解析等。
上田 紀行
リベラルアーツ研究教育院長
愛媛大学准教授を経て、東京工業大学准教授/教授。2016年より新設のリベラルアーツ研究教育院長として、教育改革に携わる。「癒し」をキーワードに日本人の生きづらさからの解放を論じるほか、教育、宗教、社会を横断した提言を行う。中央教育審議会委員、読売新聞読書委員、毎日新聞論壇時評担当、テレビコメンテーターとしての活動など、社会的な発信を多く行っている。22年1月より日本経済新聞夕刊「明日への話題」を担当。著書に『生きる意味』(岩波新書)、『立て直す力』(中公新書ラクレ)、『目覚めよ仏教!—ダライ・ラマとの対話』(NHKブックス)、『とがったリーダーを育てる-東工大「リベラルアーツ教育」10年の軌跡』 (中公新書ラクレ)ほか。
大隅 良典
細胞制御工学研究センター長 / 栄誉教授
1945年福岡県生まれ。県立福岡高等学校を卒業後、1963年に東京大学に進学。同大学では今堀教授に師事し分子生物学を専攻、同大学・大学院にて理学博士を取得した。その後、1974年に米国のロックフェラー大学・エーデルマン教授の下で研究し1977年に帰国。帰国後は東京大学理学部で液胞の研究を行い、1988年に同教養学部でオートファジーに関する研究を開始し、1996年より基礎生物学研究所、2009年より東京工業大学で同研究を続け、オートファジーに関するメカニズム解明への寄与で、2016年にノーベル生理学・医学賞を単独受賞。現在も同研究を継続するとともに、2017年に大隅基礎科学創成財団を設立し理事長として、基礎科学の発展に努めている。
田口 英樹
細胞制御工学研究センター 教授
東京工業大学資源化学研究所で助手を務めた後、東京大学で助教授/准教授を務め、2010年4月から東京工業大学大学院生命理工学研究科教授。2016年4月から現職。専門分野は生化学、蛋白質科学。特に、細胞内での蛋白質の構造形成や恒常性をケアする「利他」分子である「分子シャペロン」の研究を30年以上進めている。他にもプリオンや蛋白質が誕生する過程(翻訳)の研究を手がける。また、新たな蛋白質科学の創出を目指した関連分野コミュニティーの立ち上げや発展にも注力し、科研費の新学術領域研究「新生鎖の生物学」(2014-2018年度)、学術変革領域研究(A)「マルチファセット・プロテインズ」(2020-2024年度)で領域代表を務めている。
山本 雅
沖縄科学技術大学院大学 研究担当ディーン
アメリカ合衆国、NIH、癌研究所、研究員、東京大学医科学研究所、助手、助教授、教授、研究所長をへて、2011年4月から沖縄科学技術研究基盤整備機構代表研究者。2005年から2011年は日本学術会議会員を務めた。2012年10月から沖縄科学技術大学院大学教授、2019年4月からは教授兼研究担当ディーン。この間2015年10月から2020年3月まで理化学研究所生命医科学研究センター長を兼任。2012年から8年間には、日本科学技術振興機構CREST研究総括として、「生命動態の理解と制御のための基盤技術の創出」プログラムを牽引した。専門分野は分子生物学、分子腫瘍学、RNA生物学。